Webサーバーは自作できる!自作方法と注意点を解説!

Webサーバーとはネット上のいろいろなサービスを提供するコンピュータやシステムのことですが、「自分でブログやホームページを作ってみたい」という場合、一般的にはサーバーをレンタルしてサービスを開始します。

でもサーバーは実はレンタルだけでなく自作することもできるんです。この記事では自作するとはどういう事か、自作に必要なパソコンのスペックはどれくらいか、そして必要な他のツールについてできるだけ分かりやすく解説したいと思います。

1.Webサーバーを自作とはどういうことか

Webサーバーを自作とはどういうことか

「Webサーバーを自作する」とは、言葉通りレンタルではなく自分でWebサーバーを用意することです。Webサーバーをホームセンターの工作室に例えてみましょう。木材をたくさん切ったり穴を開けたり削ったりするのに工作室を借りて作業する人もいますが、必要な工具を自分で揃えれば自宅でも同じ作業ができます。

それと同じようにブログやホームページなどを製作するために必要なWebサーバーをレンタルすることもできますが、自前で揃えることもできるんです。「サーバー=レンタルするもの」だと思っている方も少なくないですよね。でもちょっと頑張ればわりと簡単に自作できます。

Webサーバー自作は意外と簡単

自作するといっても大がかりなマシンをそろえたりする必要はありません。基本的には必要なソフトをパソコンにインストールして必要な設定をしてあげればOKです。必要になるソフトについては後述しますが、基本的に仕組みを作るだけなら自作は十分にできます。

2.Webサーバー自作に必要なパソコンのスペックは?

Webサーバー自作に必要なパソコンのスペックは?

Webサーバーの自作には最低限以下のようなパソコンのスペックがあるのが望ましいです(ワードプレスでサイトを作る場合の例)。

  • CPU:Core i3以上
  • メモリ:4GB以上
  • SSD:256GB以上

Webサーバーを使ってどんなことをするのかによっても必要スペックは変わってきますが、ブログ運営などであれば上のようなスペックでそろえておけば大丈夫でしょう。

3 .パソコン以外に必要なツールは何?

パソコン以外に必要なツールは何?

パソコン以外に必要なWebサーバー自作ツールはソフトやネット回線です。まずは以下のようなものが揃っているかを確認して、なければ揃えましょう。

・グローバルIP付きのネット回線
基本的に光回線を開通させる必要があります。フレッツやauひかり、nuro光などを契約しましょう。サーバーはネット上に情報公開するシステムなので、プライベートIPアドレスではなくグローバルIPアドレスというものが必要です。「よく分からない」という場合は、プロバイダなどに聞いてグローバルIPの有無とサーバーに運用できるかの是非を確認しましょう。

・OS
パソコンにすでに入っていると思うので別途用意する必要はないでしょう。WindowsやLinuxを使うのがおすすめです。

・webサーバーソフト
Webサーバーソフトはパソコンをサーバーとして活用するために必要な働きをするソフトです。サーバーはクライアントコンピュータからのリクエストを受けて必要なデータを渡したりします。おおざっぱなイメージとしては、客の注文を受けて料理を出すウェイターやウェイトレスのような存在と言ってもいいでしょう。なおWebサーバーソフトとしては「Apache」や「nginx」などが有名です(無料)。

・電気
サーバーを自作するには24時間365日電気につないでおく必要があるので、電源確保は必須です。日本ではめったに停電が起きないのであまり心配はありませんが、時折起きる地域に住んでいるのであれば給電システムを用意しなければいけません。

4.まとめ

Webサーバーはブログやホームページなど様々なコンテンツをネット上に公開するのに必要です。サーバーを使う方法は大きく分けてレンタルする方法と自作する方法とがあり、自作する場合はすでに持っているパソコンや無料のwebサーバーソフト、ネット回線などを用意しなければいけません。

もしすでに必要な環境を持っているのであれば、webサーバーの自作はそれほど難しくなく費用もかかりません。ネットやコンピュータの知識を増やすことにもなるので、興味がある場合は一度挑戦してみてもいいですね。

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