レンタルサーバーの障害!メンテナンス・障害情報をチェックしよう!
サイトやブログを運営している方のほとんどはレンタルサーバーを利用していますよね。
そこで、そのレンタルサーバーでシステム障害が発生したときのことを想定しているでしょうか?
様々なネットワークシステムの中心がサーバーであり、一度サーバーにシステム障害が発生すれば様々なところに影響がでるほか、結果的に金銭的な損害が発生することも考えられます。
現状、レンタルサーバーで大きなシステム障害が発生したケースはないようですが、万一発生したときに生じるリスクは理解しておくことが大切です。ということで、ここからはレンタルサーバーにシステム障害が起こるときに想定される原因やリスクをお話していきます。
1.レンタルサーバーに障害が起こるときに想定される原因とリスク
情報化社会に現代においてあらゆるサービスはネットワークに接続され、その中心にあるのがサーバーです。
万一サーバーに障害が発生しサーバーダウンしてしまうと、何もできなくなるといっても過言ではありません。
大企業では自社サーバーを構築して運用していますが、中小企業や個人でサイト運営している方はレンタルサーバーを利用しています。そのレンタルサーバーがシステム障害を起こしてサーバーダウンするような事態が発生するのか?と、心配になる方もいると思います。
しかし、先程も説明した通り、数あるレンタルサーバーサービスの中で今まで大規模なシステム障害が発生した事例は報告されていません。
とはいっても、何が起こるのか分からない時代なので、万一の事態は想定しておくことが大切で、ある程度リスクを想定していれば冷静に対応できるようになりますよね。
システム障害が発生する原因とは?
レンタルサーバーにシステム障害が発生する原因として考えられるのは以下の4つです。
【レンタルサーバーにシステム障害が発生する原因】
- サイバー攻撃
- 地震や落雷などの自然災害
- アクセスの集中
- システムの故障
この中で最もシステム障害を起こす原因として懸念されているのが「サイバー攻撃」です。
サイバー攻撃は、特定の企業や団体、個人のコンピューターやネットワークに不正にアクセスして、悪意のある第三者がデータを搾取したり、破壊したりする行為全般を指します。
企業などの組織では電子メールで攻撃される「標準型攻撃」、身代金型ウイルス「ランサムウェア」などの被害が世界規模で問題になっています。そこで、レンタルサーバーなどのサービスで問題視されているのが「DoS攻撃/DDoS攻撃」です。
DoS攻撃/DDoS攻撃は、ターゲットのサーバーやネットワークシステムに対して、過剰な負荷をかけることで正常な動作が出来ないように妨害し、最終的にサービス停止状態に追い込むサイバー攻撃です。
現状、レンタルサーバーの中でDoS攻撃/DDoS攻撃でシステム障害を起こした事例はないようですが、参考までにこのようなサイバー攻撃があることだけでも覚えておきましょう。
システム障害が発生したときに想定されるリスクとは?
レンタルサーバーにシステ障害が発生したときどんなリスクが発生するのかについて、あくまで想定ですが以下のようなリスクが発生すると考えられます。
【サーバーのシステム障害で発生が想定されるリスク】
- 保存データの消失
- 売り上げの低下
- 作業不能もしくは業務効率の低下
サーバー機能のすべてが停止する事態は発生しないと考えられますが、システム障害を起こしたとき企業や個人の方が保存しているデータの一部は消去する危険があります。そのため、現在多くのレンタルサーバーにはバックアップ機能が備わっているので、その点は心配ないと思われます。
また、現在はインターネットを介したビジネスが主流なので、そのようなサイトを運営している企業や個人の方は売り上げが低下するとともに、作業不能の事態に陥ってしまう可能性があります。
ここまでの話はあくまで想定のお話です。
レンタルサーバーを提供する事業者も万一に備えて万全の対策を施しているので、あまり過度に心配する必要はないでしょう。
2.レンタルサーバーのメンテナンス・障害情報は定期的にチェックしておこう
ここまでレンタルサーバーでシステム障害が発生するときに考えられる原因やリスクをお話ししました。
そこで、突発的に発生するシステム障害以外は、レンタルサービスの提供会社から「メンテナント・障害情報」として契約者に情報が送信されるほか、各社のホームページに掲載されています。
レンタルサーバー大手の「XSERVER(エックスサーバー)」では、
- 最近の障害情報(24時間)
- 今後のメンテナンス予定
という情報を随時追加してお知らせしています。
大規模なメンテナンスは長期休暇期間中以外に実施されることはありませんが、定期的にメンテナンスなどは行われます。
一時的にサイトにアクセスできなかったり通信が遅くなったりするときは、まずは契約しているレンタルサーバーの提供会社のホームページでメンテナンス・障害情報を確認しましょう。
3.まとめ
今回はレンタルサーバーのシステム障害についてお話してきましたが、あくまで想定の話なのでその点は間違いのないようにお願いします。
情報化社会の現代において、サーバーにシステム障害が万一発生すれば様々な影響がでてきます。
その一番の原因として考えられるのがサイバー攻撃です。レンタルサーバーでの事例はないものの、様々な分野の企業や団体でサイバー攻撃によるシステム停止などの被害がでています。
また、現代は何が起こるのか予測不能な時代なので、重要なデータはレンターサーバーだけでなく独自にバックアップを取っておくことも万一の事態に備えての対策になります。